2018年12月01日 23:51  カテゴリ:アレルギーっ子の食生活カテゴリ:子どもたちとの日々

アレルギーっ子の心

10年前、大阪の市立幼稚園に通っていた長男くん。

市内の施設、学校の給食は給食センター方式でした。

アレルギーっ子への対応ですが、
アレルギー対応食ではなく、基本的に加工品はアレルゲンフリーのものを使用し、給食を提供していました。

市内全園児、児童、生徒へ配布される献立表はA3サイズ。
そこには毎日の献立に、材料や加工品の原材料まで明記。

その献立表から、食べられない食品を欠食するという対応でした。

アレルゲンフリーの加工品を使うことで、アレルギーの子も食べられるメニューが広がるという考え方です。

それでも中には食べられない子もいました。

さらに、お隣の街だった箕面市では、

「アレルギーっ子が食べられるものは、アレルギーっ子でない子も食べられる!」

という考え方で、箕面市の学校はアレルゲンフリー給食でした。

卵、牛乳、小麦は安価で栄養を補給できる。
給食には都合のいい材料なのでしょう。

でも…

増え続けるアレルギーっ子。
給食で命を落とす子がいる事実。
食べたその子が悪い、お弁当持たせない親が悪い。
世間では、そんな声も…

どの子にも安心安全な給食を提供する。
10年も前に給食に先進的な町の近くにいた私は、こちらへ引っ越してきたとき、アレルギー科の医師から三河地方のアレルギー対応は遅れているんだよ、心のケアも必要なんです、と聞いて愕然としました。


長男くん、小学校2年生のときの日記です。
それまでお弁当持参でも何も言わず、楽しく登校できていると思っていただけに、考えさせられる出来事でした。





今日はきゅう食がおべんとうでした。
でもぼくは、いやでした。
なぜかというと、みんなとちがってすこしいやになるからです。
そして先生とお話をして、どうするかきめました。
そして、おべんとうをもってくるのをやめてそのおべんとうの分を、きゅうしょくのぼくがたべれるものをおかわりするってきめました。
でも、家にかえってもう一回きめました。
もう一回きめたのは、やっぱり、おべんとうを、みんなとおなじおさらに入れて食べるってきめました。


小さな心で、ずいぶんと思い悩んでいたんだな…と、母としては苦しくなって…

生まれながらの体質で、自分ではどうすることもできないことなのに。

2歳から「卵」「たまご」「タマゴ」という字を覚えさせ、

試食コーナーには近づかないこと、

誰かにいただいたらお礼を言って、開けずにママに渡すこと

アレルギーがあると伝えること

自分の命を自分で守るために、たくさんのことを覚えさせてきました。

たくさん怖い経験もしました。

どうか、アレルギーっ子に対して
わがままだ、とか、好き嫌いするな、とか、
給食を食べずにお弁当持たせりゃいい、とか、思わないであげてください。

この子たちは、もう長いこと傷付いてきているのです。

アレルギーのない子と同じ生活ができるように、アレルギー克服のために、痛い思いも、苦しい思いもしてきているし、これからもそれは続くのです。

内部障害であるアレルギーっ子たちを、暖かく支えていただける世の中になってほしい…と願っています。




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Posted by spring13 │コメント(2)
この記事へのコメント
こんにちは。
ゆるふわさんのお気持ち、しかと受け止めました。
こういう事を書くと大変な批判が来るのを承知で書き込みますが、給食に限らず、岡崎市の教育体制そのものが旧態依然とした遅れたものです。もちろん中には素晴らしい先生もいらっしゃいますが、例外的に出会えるだけです。
また、食物ばかりではなく「人間アレルギー」とも言える子供達が多くいますが、その対応には、首を傾げたくなります。

そうした置いていかれる子供達のために、これからも頑張っていこうと強く思わされました。

ありがとうございます。
Posted by 仲川学院仲川学院 at 2018年12月02日 08:41
仲川学院さんへ

こんにちは(◍•ᴗ•◍)

気温差が大きく不安定ですね。
塾長さん、塾生さんは体調いかがですか?
心も体も大切にされてくださいね。

私もこういう事を書くと大変な批判が来るのを承知であげています( •ॢ◡-ॢ)-♡

でも、そういった方にもすこ〜しだけ、アレルギーっ子の心を知っていただきたく書き込みました。

この子たちは、自分の命を守るために幼い頃からその術を身につけています。
たくさんの我慢もあります。
全ての経験の楽しさ嬉しさを、まわりの子たちと共有することができないことも、アレルギーっ子自身よくわかっています。

宿泊を伴う活動には、そもそも参加しなければいいと仰る方もいらっしゃるのが現実です。

実は私は、給食の時間は家へ連れ帰ろうかとも考えていました。
安全を考え、毎日お弁当にしたいと申し出たこともありました。

結局は、現場の先生方や本人の意思も尊重し、給食の時間もクラスで共有することにしました。

今この環境の中で、できることをひとつずつやるしかないのです。

そして、この現状を知っていただくことからなのかな…と思うのです。
Posted by spring13spring13 at 2018年12月04日 14:32
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