長男くん、卒業を迎えました。

『突然の別れ、そして、この卒業式を悔やむより、広い視野で私たちに何ができるのかを見極めることが大事。この国をつくっていくのは自分たちだから…』

見えないウイルスとの戦いが始まり、さっきまで学校であたりまえのようにおしゃべりしていた子どもたち

それでも毅然と現実を受け入れ、自分たちが為すべきことを冷静に思案する

日本人としてのモラルが欠けてきたように思える昨今、子どもたちの未来を守るために、私たち大人が子どもから学ぶことは多すぎる

思えばこの子たちの学年は、幼稚園の卒園式も小学校の入学式も自粛ムードの最中でした

義務教育最後のこの卒業式もまた…

この子たちは何か大切な使命を与えられたんじゃないかと思わずにいられません

みんなで山の頂上を目指していたとき、ペースの遅い子の荷物を持ってあげることが本当の思いやりなのか、みんなで頂上を目指すとはどういうことなのか、と考えたこと…

誰よりも練習を大事にしていた応援団長が、夏の猛暑の中で団員の健康を何よりも優先し、『今日の練習はここまでにしよう！』と積極的に声をかけたこと…

この子たちは、先をその先を考えて行動している

自分のことだけでなく、まわりのことを思いやりを持ってよく考えている

私たち大人は、まわりを見ず、自分のことだけしか考えられないようになっていないかな…

卒業生代表の言葉が心に響いて涙とまらなくなったのでシェアします。